車買取で年式が査定に与える影響
車の年式とは
車買取の業者が査定をする時、参考材料の一つにするのが車の年式です。年式は初年度登録年月日のことで、車をナンバー登録した日が年式となります。例えば2010年に購入した新車の場合、年式は2010年です。このように、ナンバー登録の時期を把握できるのが年式の役割ですが、実は車買取の査定に大きく影響します。
基本買取価格が変わる
年式は、その車種の基本となる買取金額に影響を与えます。同じ車種・グレードの車であっても、実際の買取価格は異なりますが、その原因の一つが年式なのです。例えば2010年の車と2011年の車であれば、後者のほうが買取金額は高くなります。何故なら、基本となる買取価格が2010年式よりも高いからです。ただし、生産終了した車など一部の例外があります。
新しいほど良いのは何故か
年式をチェックすれば、車がどの程度古いか把握できますが、新しい車ほど高値で買い取ってもらえます。何故新しいほうが良いか疑問が浮かぶかもしれませんが、古い車は故障リスクが高く、消耗品の交換も必要になるため、ユーザーが新しい車を選ぶ傾向にあるからです。車買取の業者も消耗品の耐用年数などを加味し、年式の新しい車を高値で買い取る場合が多くなっています。
年式落ち前に売ろう
年式は車買取の価格に大きな影響を与えます。特に1月になると、車は全て1年型落ちしてしまいますので、買取価格はさらに下がってしまいます。こうした理由から、車は年式落ち前に手放すのが良いのです。あまり気にしない方も少なくはありませんが、買取価格が下がると高値売却が難しくなります。もし愛車の売却で年を越してしまうそうな時は、できるだけ早めに業者の査定を受けましょう。