10年落ちでも車買取は可能か
10年落ちの車は価値が低い
車の価値は年々下がっていきますが、一般的な車の場合、5〜6年ほどで価値がほとんど無くなってしまうと言われています。このため、売却するなら5年か6年以内がベストと考えられますが、一方で10年程度同じ車に乗っている方も少なくはありません。しかし10年落ちとなると、ほぼ価値がないと言える状態です。10年乗ると買い換えを検討する方も中にはいますが、10年落ちの車を売ることはできるのでしょうか。
高値で売ることは難しい?
10年落ちの車を高く売却することは、ほぼ不可能と言っても過言では無いのです。現在の日本車の多くは頑丈にできており、10年間乗っても故障することがほとんどありません。しかし維持費が高くなる上、新車と比べて故障のリスクが高いことから、ユーザーは避ける傾向にあります。仮に5年落ちと10年落ちの車があれば、大半のユーザーは5年落ちの中古車を選びます。このため、車買取業者も安値で買い取る場合が多くなっています。
一部例外モデルもある
ただ、全ての車が安値になるとは限りません。例えば生産が終了した一部の車や、ファン・マニアが多い車、一部の希少車に関しては、10年落ちであっても高く売れる場合があるのです。しかし、それらの車買取に強い業者を選ばなくてはいけません。一般的な業者の場合、ほとんど価値がないと見なし、場合によっては無料引き取りもあり得るのです。
複数の業者から査定を
10年落ちの車を少しでも高く売るなら、なるべく多くの業者から査定を受けましょう。古い車の買取が得意な業者も中にはあります。そうした業者を見つけられれば、他社より高値で売れる可能性もあるのです。高値買取可能な業者を見つけるためにも、一括査定を活用すると良いでしょう。