傷やへこみが車買取に与える影響
傷やへこみで車買取の価格が下がる?
車に長年乗っていると、小さな傷がへこみが付いてしまうことは避けられません。タイヤが砂や石を巻き上げたり、保管中に埃が影響して傷付くことも珍しくはないからです。また、イタズラで付けられる場合もありますが、傷やへこみが車買取に影響を与えることもあるので注意が必要です。
小さい傷やへこみは問題ない
しかし、数mm程度の傷や、ほとんど見えないようなへこみであれば、買取価格が下がることもほとんどありません。自然劣化によるものと見なされるため、買取業者もマイナス査定は行わないからです。このため、車買取にはほとんど影響がないと考えて良いでしょう。中古車では小さなキズなどは良くあるもので、それを気にするユーザーも限られています。
大きなものは査定額がマイナスに
一方で、ボディの塗装が剥がれているような傷や、何cmも大きく凹んでいるようなへこみの場合、買取金額が大幅に下がる可能性もあるので注意しましょう。もちろん大きさによって異なるものの、数千円ほどマイナスされることも珍しくはありません。買取業者もしっかりチェックしていますので、マイナス査定は覚悟したほうが良いでしょう。ただし、傷やへこみが付いている場所によってマイナス額は変わります。
修理せずにそのまま売却を
では、目立つような傷やへこみは直してから売るべきでしょうか。確かに目立たなくなれば、マイナス査定は避けられます。しかし、修理・補修代金が数万円掛かる場合も多く、結果的に損をする可能性が高いため、そのまま売ったほうが良いでしょう。修理に掛かった代金が買取金額に上乗せされる訳ではありません。結局損をしてしまいますので、修理せずに売ることをおすすめします。