車買取業者が査定の時にチェックするのは何か?
車買取業者は、見積もり査定の際にどこをチェックしているのでしょうか。主なチェック項目は「内装・外装」「エンジンルーム」「整備記録」の3つです。
傷や汚れ、匂いの有無は重要なチェックポイント
外装に関しては、どれほど傷やへこみがあるか、アンテナやランプなどは破損していないか、といった点がチェック対象となります。またボディーカラーもポイントです。ホワイトやブラック、シルバーなどは安定した人気がある一方で、グリーンやスカイブルーといった鮮やかな色はそれほど高値が付かないとされています。
内容については、シートに破れがないか、汚れは洗浄して落ちる程度か、またたばこやペットの匂いは付いていないか、などが査定対象となります。加えて、エアコンがきちんと作動するか、カーオーディオやカーナビなどの装備品はあるか、といった点もチェックされます。
経年劣化するパーツをこまめに変えてあると査定額アップ
エンジンルームに関しては、電気系統のケーブルやプラグが良い状態に保たれているか、各種オイルは定期的に交換されているか、タイミングベルトの劣化具合はどうか、といった点がポイントとなります。ケーブルやバルブなどの消耗品がきちんと交換してあると、査定額は高くなるようです。
定期点検をしている車は評価額が総じて高い
車買取の担当者がチェックする意外なポイントとして「定期点検記録」があります。半年や1年ごとにディーラーできちんと点検を受けている車は、「メンテナンスがよくされている車」と判断されて査定額が高くなる傾向にあります。定期的に車の買い替えをする人は、車買取業者から納得できる査定額を引き出すために、こうしたポイントをきちんと覚えておきましょう。